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大迫力!木彫りアートを札幌駅で

みなさん、こんにちは。札幌事務局長の佐高です。
北海道と言えば、アイヌ文化と思われる方も多いでしょう。私も東京から移住してきたときに、いろいろなところで歴史や文化について見聞きしました。2020年4月には、白老町(しらおいちょう)に民族共生象徴空間「ウポポイ」が、アイヌ文化復興等のナショナルセンターとして開業します。アイヌ文化にご興味のある方は、ぜひ、足を伸ばしてみてくださいね。白老町は、札幌からもほど近く、海辺の温泉もお勧め。温泉については、また別の記事でご紹介しますね。

今日は、札幌駅で身近に見られる木彫りのアートを2つご紹介します。
ひとつめは、札幌駅の地下歩行空間を抜けたあたりにある「アイヌ文化を発信する空間」(通称:ミナパ)にあるシマフクロウ像です。この場所は、アイヌ民族の歴史や文化に親しむ広場として、2019年3月にオープンしました。ミナパは、アイヌ語で「大勢が笑う」という意味なんだそうです。

この像は、アイヌ民族の守り神シマフクロウが空に飛び立つ姿で、高さは2メートル40センチ!左右の翼を胴体に合わせると、両翼は4メートル超で、すごい迫力です。力強い爪、羽ばたきの音が聞こえてきそうです。こちらは貝澤 徹さんの作品です。

ふたつめは、JR札幌駅西口にあるアイヌ像です。こちらは2014年2月に設置されました。「ウレシパモシリ北海道イランカラプテ像」と命名されています。「育てあう大地(=ウレシパモシリ)」、そして「こんにちは(=イランカラプテ=アイヌ語のやや丁寧な挨拶)」に基づき、平和と共生の願いが込められているそうです。

伝統衣装を身にまとうアイヌ民族の長老(=エカシ)を表現した「エカシ像」は、高さは約1.6m、台座を含めると約2.5mにもなります。威厳のある表情の中に、深い慈愛も感じるような気がします。この像は、釧路市阿寒在住の有名工芸家・藤戸竹喜さんが2013年夏から制作を担当したそうです。

アイヌの木彫りというと、道内の高級ホテル鶴雅グループのホテルにも、多数展示されています。ゆかりのある土地で味わう文化やアートも、いいですね。ご参考になさってください。

あかん遊久の里 鶴雅 美術館フォトギャラリー
鶴雅ゆかりの作家たち

当学会のロゴも、アイヌ文様からインスパイアされました。ロゴに込めた想いも、ご覧ください!

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